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神戸市東灘区MS様邸の上棟

今日は神戸市東灘区のMS様邸で棟上げを行いました。

土台敷き

上棟に先立って、土台敷きと1階の
床下地工事を行っていました。
土台を基礎のアンカーボルトで固定して
大引きと呼ばれる材を土台に掛けていき
鋼製束で支えていきます。

床下地板

井桁に組んだ木組みの上に床の下地板を貼りました。
この上に棟上げの時に組み上げる木材を
搬入して重ねていきました。

木材搬入・養生

その上に全体を覆うようにシートで
養生して上棟準備が完了です。

上棟1

そして迎えた上棟日に1階の柱を立てる
ところから作業スタート
MS様邸は平屋のため
小屋の梁を組んでいきます。

上棟2

その上に板を貼っていきました。
この板は構造上も大事な物ですが
断熱と気密をしっかり確保する
ためにも重要な役割があります。

上棟3

小屋梁の上に小屋束と呼ばれる
短い柱を立てて
その上に母屋と呼ばれる
屋根と支える横に入った材を
組んでいきます。
一番高い母屋を棟木と言いますが
これを施工する事で棟が上がると
言います。

上棟4

予定通り、昼前には棟も上がりました。
MS様邸は差し掛け屋根と言われる
段差のある屋根形状になっています。

上棟5

午後から屋根の下地を支える
垂木と呼ばれる桟や
壁の下地板なども施工していきました。

上棟6

垂木の上から野地板と呼ばれる
屋根を支える板を貼っていき
ひたすら釘で留めていきます。

上棟7

最後は屋根屋さんが駆けつけて
防水シートを施工してくれました。
終わる頃には暗くなってきましたが
予定通りの作業を完了です。

今日は絶好の上棟日和でした。
動き回っていると少し暑かったと
思いますが、いつもながら
大工さん達の連携が取れた
作業で順調に工事が進みました。

無事に作業を行ってくれて
大工さん達には感謝です。

それにしてもこの10日間
雨が降る事もなく
天気に恵まれた現場なのが
管理する立場として
本当にありがたいです。

MS様、上棟おめでとうございます。
これからは徐々に工事が進んで
いきますので、進捗も楽しんで
ご覧頂ければと思います。