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造作階段と造作本棚

神戸市北区のKM様邸では大工さんの造作工事が進んでいます。

造作階段

造作階段の施工が出来て、2階への昇り降りがしやすくなりました。
階段はひな壇と呼ばれる片方の壁がない計画で、細かい寸法調整も必要なため、現場での造作が必要です。
階段下の収納スペースなど複雑に絡むため、設計段階での検討も合わせて大事で難しい要素でした。
このひな壇の部分には木製スリット手摺を造作する予定で、空間のアクセントにもなる為、仕上がりが楽しみです。

造作本棚

2階のホールには書斎コーナーのスペースを設け、腰壁部分を利用した本棚を造作しています。
施工途中ですが、背板を仕上げることで壁の厚みを利用して空間に一体化した本棚になります。

玄関収納

玄関の収納を造作しているところですが、扉の大きさを考慮して仕切り板や壁・天井の仕上げを行っています。

仕上げの造作に先立ってニッチや埋め込み収納などの下地を作りました。
この作業はとても地味ですが、棚やカウンター、造作収納などをしっかり留める為に大事な仕事です。
造作工事はこれから大詰めですが、細かい打合せを大工さんと行いながら作業を進めてもらっています。

モルタル2

外部では左官屋さんが2回目のモルタルを塗り、グラスファイバーメッシュの伏せ込みも行いました。
ひび割れを出来る限り抑えるように工夫をしながらの施工です。
この上からもう一度シゴキ塗りを行い、下地が完成しました。

これからしっかりと養生して外壁仕上げを行う予定です。