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造作テレビ台と気密測定

淡路市のH様邸では大工さんの造作工事が大詰めです。

造作テレビ台

リビングには木製の造作テレビ台を施工しています。
テレビ台の両サイドに飾り棚兼収納棚も併設して、リビング収納として使える計画です。
壁の間に綺麗に納まる収納は造作ならではのスッキリ感が出ます。

ニッチ

こちらはダイニングの横の壁に造作したニッチです。
横長のニッチは飾る物もいろいろと考えることができますが、構造や断熱を考えるとどこでも設置できるわけではありません。
計画時にそう言ったことまで考えておく必要があり、大きなニッチほど難易度が上がります。
天板にオーク材を使うことで、床との一体感も生まれました。

気密測定

少し遅くなってしまいましたが、気密測定も行いました。
この機械で室内の空気を外に出して、室内の気圧を下げて、空気の流入量を測定します。

気密測定結果

その結果がこちらですが、安定のC値0.2cm2/m2と言う結果に。
H様邸は2階の大屋根や天井と屋根の断熱ラインが複雑で大工さんは少し数値が落ちるのではと心配していましたが、結果はいつも通りかそれ以上になりました。
測定を行ってくれた測定士の方も『本当に安定していますね。』と言われて、大工さんにどうすれば、こんなに安定して良い数値になるのか聞いていたほどでした。
いつもながら大工さん達の施工はさすがです。

グラスファイバーメッシュ

外部では2回目のモルタル塗りとシゴキも終わりました。
写真は左官屋さんがモルタルを塗った後、グラスファイバーメッシュを伏せ込んでいるところです。
このグラスファイバーメッシュを入れることでモルタルが乾く時のクラックを抑えることができます。
この上からシゴキと呼ばれる表面を平滑にする薄塗りを行い、下地が完成しました。

さらに養生期間をとって、外壁の仕上げを行います。