ひな壇の造作階段と気密測定

伊丹市のMH様邸では造作工事が進んでいます。

ひな壇の造作階段
階段の造作も終わり、2階への上り下りがしやすくなりました。
この階段はひな壇状になっていて、横に壁がない為、階段の段板が横から見えます。
少し仕上げが難しいのですが、MH様邸ではこの上に手摺を輸入の木製スリットで仕上げる為、その手摺の間隔や留め付け方がさらに難しくなります。
詳細図面で大工さんと打合せを行ってきましたので、仕上がりも楽しみです。

天井・壁下地ボード
2階から天井や壁のボードも貼り進めて、窓には木枠も施工しています。
MH様邸では高度斜線と呼ばれる高さ制限があり、隣地からの距離や屋根の高さの関係で2階の天井の一部が勾配天井となります。
その為、防湿気密シートを天井面に貼っていて、桁上で気密を取る場合に比べて気密ラインが複雑になり、少し気密性能も確保しにくいです。

気密測定
そこで、MH様邸でも気密測定を行いました。
この機械で空気を送り出し、建物内部を負圧にし、外部からの空気の流入がどれだけあるかを計測します。
気密測定は実際に現場ごとに測定を行わないと正確な数値がわかりません。

気密測定結果
気密ラインが複雑な事もあり、C値(隙間総統面積)が0.5cm2/m2程度になれば、十分だと思っていましたが、C=0.3cm2/m2と予想以上の数値が出ました。
最近ではC値0.2から0.3cm2/m2が普通になってきましたが、あくまで0.5cm2/m2を目指した施工を行った結果です。
これ以上の数値を追い求めても掛ける手間や費用に比べて、効果が低くなる為、弊社での数値目標は0.5としてます。
もう気密測定をしなくてもこれ位の数値が出ることは現場を見ればわかりますが、しっかりとした性能を確保しているという証拠の為に気密測定を行っています。
いくら『C値はこれくらいですよ』と言っても計測していなければ、根拠になりませんので。

モルタル2回目
外壁では2回目のモルタル塗りを行っています。
割れ防止の工夫を行いながら、左官屋さんがコテで押える為、継ぎ目のないフラットな仕上がりとなります。
この上からさらにシゴキと呼ばれる薄塗り材を塗ることで表面を平らに仕上げます。

その後、養生してから外壁の仕上げを行う予定です。

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