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アイアンスリット手摺と漆喰塗り

西宮市のS様邸では内装工事が進んでいます。

壁紙塗装

天井やトイレなど水周りは先日ご紹介した紙クロスの上から塗装仕上げを行っています。
この塗装を行うことで、汚れが染み込みにくく、拭いて汚れを取ることもできます。
少し艶があるのですが、テカテカとした感じではなく、自然な艶感に仕上がっています。

漆喰下地

塗装が終わると漆喰塗りの下地処理を行いました。
ボードのジョイントなどはクラック防止のテープやパテ処理を行い、その後、壁全面をプラスターで下塗りしています。

漆喰塗り

その上から漆喰を塗っていくのですが、平滑に塗るのは左官屋さんの熟練の技術がいります。
漆喰はヨーロッパの漆喰を使用していて、日本の物と違った扱いの難しさもあります。
その為、慣れた職人さんの方がスムーズに美しい仕上げを行うことができます。

アイアンスリット手摺

そんな漆喰を塗っている間にも他の資材は続々と搬入されていて、こちらは2階のホールに取り付ける手摺のアイアンスリットになります。
現場のサイズに合わせてオーダーして鉄工所さんに作ってもらっていたのもが出来上がりました。
下のアイアンの手摺みたいなものは脱衣室に取り付ける物干しバーになります。
昇降式のものもありますが、このようにシンプルな形状のアイアンでオーダーした物を取り付けることもあります。
まずは塗装を行って、色を変えてから取り付けますが、手摺にはオークの笠木もセットされます。
手摺ひとつをとっても既製品を取り付けるのとは違って、一つ一つの作業手順があって、いろんな職人さんが手を加えて出来上がります。

漆喰塗りが終わると造作キッチンや造作洗面台、さらには造作建具の施工を行っていく予定です。