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造作キッチンと造作洗面化粧台

加古川市のH様邸では内装工事が進んでいます。

造作キッチン取付け

造作キッチンの取付けが終わりました。
家具職人さんが製作したキッチンのキャビネット部分を現場に合わせて少し加工を行いました。
システムキッチンの場合は決まったサイズのキャビネットを組んで留め付けて終わりなのですが、このように細かい部分の調整を職人さんが行うことで綺麗に納まります。

造作キッチン

木製のキッチンでこのままクリア仕上げでもかなり綺麗な仕上がりになりそうですが、この上から塗装を行うことで色が変わります。
この辺も好みの問題で、オークの板を使ったり、節のある板を使ったりすることもあります。

造作洗面化粧台

洗面化粧台も造作しています。
その為、このように壁の間を最大限生かして綺麗に納まります。
左の部分には引出しが入り、洗面化粧台の上には壁に埋め込んだ収納もあります。

パテ処理

クロス屋さんが壁紙の下地にパテ処理を行った後、紙クロスを貼っています。

壁紙クロス貼り

この壁紙は紙をベースとしたもので破れにくく、もちろん可塑剤などの化学物質も入っていません。
この上から塗装を行うことで仕上げますが、何度も上から塗り重ねることが出来る為、ゴミを出さずに模様替えができます。
それもご自身で、壁1面だけ色を変えることも可能です。

気密測定

一つ書くのを忘れていましたが、以前に気密測定も行いました。
2階が1階の半分程度しかなく、さらに1階と2階にロフトがある為、複雑な気密処理が必要でした。
その為、気密性がどの程度出ているか確認の意味も込めて測定しました。
結果はご覧の通り0.4cm2/m2と言う結果でこの複雑な形状の建物にしては上出来だと思います。
基本的には1.0cm2/m2以下であれば、24時間換気もしっかりと機能して性能としても十分ですので、その半分以下の隙間しかない事になります。

現場では壁紙を貼り終えると塗装を行い、そのあと壁の漆喰を塗る予定です。