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Ni様邸太陽光発電設置

Ni様邸では外壁の仕上げ塗りが終わりました。
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仕上げには先日ご紹介したシラス壁を
塗っています。
塗りつけた後、スチロ鏝で表面を
わざと荒くして仕上げています。

シラス壁の特徴としては汚れに強い、経年劣化しない、耐火性に優れている
凍害や塩害にも強い、土に還る素材ということでかなり良いものです。

実はこのシラス壁、10年以上前に施工させて頂いたオーブルホームとして
1棟目のI様邸で採用して頂きました。
経年変化を見てきて、やはり優れている点がわかり、
雰囲気が合う方やメンテナンス費用を気にされる方には
特にお薦めできると確信を持つことができました。

ただ、価格面で少し高い点と雰囲気が少し和のテイストになる為、
好みが分かれることがあります。
Ni様邸では和と洋との雰囲気を取り入れて
コーディネートしている為、仕上がりがとても楽しみです。

屋根では太陽光発電のパネル施工も終わりました。
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この分譲地の条件として
太陽光発電の設置がほぼ義務付け
されていることがありました。

高性能な家とこの太陽光発電の設置で
ほぼゼロエネルギー住宅の基準を
満たしています。

ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)がすごい性能の家のように
宣伝されていますが、そこそこの性能でも太陽光発電パネルを
たくさん載せればZEHにすることは難しくありません。
ただ、Ni様邸のように4kw程度の太陽光発電パネルでZEHに
しようと思うとかなりの性能と、設計の工夫がいります。

ZEHにすることは決して悪いことではなく、
むしろ良いことだとは思いますが、設備機器だけで
解決するやり方にはどうしても賛成できません。
まずは家の性能をしっかりと上げて、その上で設備機器を最小限で
達成できるのが理想だと考えてご提案しています。

そんなNi様邸の外部の作業は雨樋などを施工して、
今週末には足場を外す予定です。