14世紀の家々が現存している村 2010/10/19 研修紀行 ウイリアム・モリスが『英国で最も美しい村』と称えただけあって、実際に訪れてみると暮らしている人々がいかに大切にしているかがよくわかりました。 独特のグリーンのドアと黒く塗装された窓がなじんでいて、変に目立たないように考えられています。 14世紀に羊毛産業で栄えた村に建てられた立派な建物が手入れされて現在でも見ることができます。周りの緑も手入れが行き届いています。 村を流れる川にかかる橋も石で造られていて、数百年の時を経た風格があらわれていました。 村にあったお土産屋さん。美しく古い建物をそのまま使った商店はとても風情があって、残して欲しい風景です。 ホテルの中です。階段の手すりや上の透明のステンドグラス、壁の白くペイントされた板、照明器具、絨毯など、とてもセンスよくまとめられていました。 コッツウォルズのベニスと呼ばれる村。川のほとりはバカンスを楽しむたくさんの人がくつろいでいました。 こちらの看板も景観に合うようにデザインされ、変に目立つだけのものはほとんどありませんでした。 玄関の庇とアプローチの両サイドにある花が訪れる人を出迎えてくれそうです。 謎の飾り。でも笑顔で迎えてくれているようでなぜか笑ってしまいます。 道行く人を楽しませてくれる花々はとても手入れが行き届いていて、歩いているだけで嬉しい気持ちになります。 このお宅も道路沿いやアプローチの庭が手入れされていて、思わず門を開けて眺めたくなります。 連棟の建物もそれぞれの家で窓の色や玄関ドア、ガーデニングに個性が出ていて日本との違いを痛感しました。 外壁や塀などに使われているこの地域独特のコッツウォルズストーンがなんとも言えない絶妙の風合いです。