床下地工事 2010/3/11 事務所リノベーション 解体が終わった後、床の下地工事を行いました。 床は全体に少し上げて、フローリング仕上げにするため、床に貼ってあったタイルは取り壊してしまわずにそのままで床下地を組んでいます。土台となる部分には90角と少し細めの兵庫県産のヒノキを使用しています。角も少し丸い部分があり、間伐材に近いものだと思います。少しでも兵庫県の林業が活性化すればという思いで使っています。 通常ですと、その上から根太と呼ばれる角材を留めてから合板を貼っていきます。しかし、今回は根太を省略して30mmの厚い杉板(兵庫県産材)を貼っています。下地板に無垢材を使用するのは床鳴りや反りなど問題がでやすいため、お客様の家ではお薦めできませんでした。ただ、事務所では床が鳴ったり、反ってもそんなに問題はないので、実験的にこのような方法で施工してみました。理想としては、できる限り合板を使わないようにしたいと思っていますので、いろいろと検討した上で良い方法を皆様にもご提案できればと思います。 壁下地工事