中庭(パティオ)のある家

少し前のブログで
”家の中からの視線”について触れましたが、
今回はその続きです。

明るさや開放感を考えた時に大きな窓を
設けたいと思うことがよくあります。
しかし、お隣や道路からの視線を考えると
外構で塀や植栽もしくは屋内のカーテンなどで
目隠しをすることが必要になります。
特にレースのカーテンを閉めっぱなしにすることは
開放感という面からは少し惜しい気がします。

そこで、下の写真のように中庭と壁を設けて
プライベートな庭を作る方法があります。
201105232135492224.jpg
2011052321361521397.jpg



















左はJ様邸、右は自宅の中庭ですが、
どちらもお隣の壁がとても接近しているため、
壁を作ってプライバシーを確保しています。
こうすることでカーテンなどは開けっ放しにでき、
視線が抜けるため、開放感から広さを感じることができます。

自宅のリビングダイニングのスペースは10.5帖程度にもかかわらず、
訪れた人から必ず『広い』と言われるのは
外への視線の抜けがあることが大きいと思います。

さらに中庭は他にも光と風を取り入れるのにとても有効です。
京都の町家などは細長い家でも中庭を設けることで
風通しと光を得ています。

日本とは少し使われ方が違いますが、
ヨーロッパでもパティオを作って
プライベート空間として使っています。

現在建築中のOJ様邸でも壁では囲っていませんが、
コの字型に囲った中庭スペースがあります。
道路からの視線を遮りつつ、外との空間を
つなげる一つの有効な方法です。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする