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高断熱・高気密工事に必要なこと

OJ様邸では外部の防水シートや通気胴縁の施工も終わりました。2011032319102724694.jpg

防水シートが貼り終った段階で
しっかりと確認を行っています。

続けてラス下地板を
貼っています。

また内部では断熱材の施工や床フローリングの施工などを並行して行っています。2011032319124232360.jpg
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大工さんの人数が多いため進むスピードもかなりアップしています。

左の写真は断熱材の施工状況ですが、
品不足だった高性能グラスウールを施工会社さんが
工事着工前から手配してくれていたおかげで無事間に合いました。

ただ、入手できる商品が限られるため、
厚みのいる天井の断熱材は3重に重ねています。

また、右の写真は気密処理を行っているのですが、
換気扇などの壁貫通部分周りに発泡ウレタンを吹き付け、
壁上部の次に気密が取りにくいコンセント部分に
気密コンセントカバーを施工しています。

気密の施工にはこのように一つ一つ丁寧に
穴をふさいでいく必要があります。

ただ、この写真の施工では一つ問題があります。
すぐにわかる方はプロです(笑)
業者さんにはすぐに指示して直して頂きましたが、
しっかりとした監理を行っていないと見落としてしまいます。

これからの時代を考えると益々、省エネが求められてくると思います。
それには、家の断熱性能も必須と考えています。
ただ、計算上の数値だけでなく、現場で正しい
施工を確認していくことが重要だということを
業界で認識していくことも必要だと最近強く感じます。